PLANEXUSの「学校力アップシリーズ(6)」

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学校を応援する人のための
学校がよくわかる本(2)【学習内容編】

この「学校がよくわかる本(2)」は3部作の第2部となります。第1部は【組織・しくみ編】、第3部は【授業編】です。

この第2部では【学習内容編】というサブタイトル通り、新しい学習指導要領における全教科の内容をはじめ、道徳、総合的な学習の時間、特別活動のこと、これからさらに進むであろう学校におけるICT活用のことにも触れました。

第1章「教科」を書くにあたっては、文部科学省が発行している学習指導要領の各教科解説書をもとにしました。それぞれ解説書はとてもボリュームがありますので、すべてを網羅することはできません。新しい教育の流れに基づいた教科指導の中で、学校を応援していただく皆さんにこれだけは知っておいていただきたいというものを厳選して取り上げました。ただし、それだけではとても固い内容になってしまいますので、私が学校現場で体感してきたことや、自分が小・中学生のときに受けた教育を織り込み、これからの教科内容がより鮮明となるように工夫しました。

第2章「指導」では、食育、環境教育、国際理解教育、キャリア教育など、まさにこれからの教育について、焦点を絞って説明をしています。

第3章「ICT活用」では、文部科学省発行「教育の情報化に関する手引」の執筆、「学校教育の情報化に関する懇談会」の委員経験をふまえ、学校におけるICT活用のポイントを記しました。

この書籍で学校のことがよくわかっていただける方がさらに増え、正しい目を持った強力な応援団が各地に生まれることを改めて願っています。
(著者 はじめにより)

もくじ

第1章 教 科
1.学習指導要領が変わることは
2.特徴は「言語活動の充実」
3.国語教育の目標は不変
4.社会科教育の究極目標
5.算数・数学科教育の違い
6.理科教育における「自然に親しむ」
7.生活科教育の本質
8.音楽教育の遍歴
9.図画工作・美術教育とセンス
10.体育・保健体育教育の究極の目標
11.家庭、技術・家庭教育の注目点
12.外国語活動・外国語科の違い
★学ぶとは何か
★生きる力とは何か
第2章 指 導
1.生徒指導主事は怖い先生がなるの?
2.進路指導は進学指導だけではありません
3.食育こそ家庭との連携が必要
4.「総合的な学習の時間」創設時の思い出
5.特別活動と母校で受けた教育
6.道徳教育と道徳の時間
7.クラブ活動と部活動
8.環境教育とESD
9.国際理解教育の重要性
10.学校図書館教育
11.特別支援教育の基礎・基本
★愛のある授業は「○つけ法」から
★先生は夏休みが多くていいという誤解
第3章 ICT活用
1.ICT活用の目的
2.2020年に情報端末とデジタル教科書供給
3.コンピュータ室では何を勉強する?
4.教師も初めて学ぶ情報モラル
5.学校ホームページの更新頻度
6.これからの職員室
★小中一貫教育校と中高一貫教育校
★コミュニティ・スクールの登場

著者紹介

玉置 崇(たまおき たかし)
1956年愛知にて生まれる。 愛知教育大学卒業後、愛知県公立小中学校教諭、愛知教育大学附属名古屋中学校教官、小牧市立小牧中学校教頭、小牧市立光ヶ丘中学校長、愛知県教育委員会指導主事、主査を経て、現在、愛知県教育委員会海部教育事務所長。
ICTを活用した授業や学校経営において実績があり、文部科学省発行の「教育の情報化に関する手引」(2009年3月)の執筆を行った。また2010年4月より、文部科学省「学校教育の情報化に関する懇談会」委員に就任している。
学校がよくわかる本(2)【学習内容編】
  • 書名:学校がよくわかる本(2)【学習内容編】
  • 著者:玉置 崇
  • 定価:1650円(税込)
  • 発売日:2012年2月1日
  • 体裁:A5版変形/128ページ
  • ISBN978-4-905111-05-4
  • 販売:直販
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