教師の仕事はルーティンワーク?

画像1 画像1
ゴールデンウイーク明けにある30代の先生が、「教師の仕事はルーティンワークだから、連休で休むとリズムが狂って困る」と発言したそうです。それを聞いていた年配の同僚は強い違和感を持ったそうです。これまで30年以上教師をやってきて「ルーティンワーク」などと思ったことが一度もないからです。同じ単元の授業でも、学級によって、年度によって子どもの反応や様子は違います。それに対応してどう授業を進めるか、毎時間真剣勝負の連続です。創造的な仕事で、「ルーティン」でやれることなどありえないというわけです。
「ルーティンワーク」と言った真意はわかりませんが、その先生の感覚では授業は同じことの繰り返しなのでしょう。そこには、教師がどの教室でも一方的に同じことをしゃべって知識を教える授業の姿が透けて見えます。(大西)

毎日忙しく働いている先生方ですが、その仕事を「ルーティンワーク」と思ったらとても苦しいものだと思います。多忙感ばかりがつのるでしょう。多忙だから授業が「ルーティン」化しているのかもしれませんが、子どもたちを育てる創造的な仕事という意識を最後まで失わないでほしいと思います。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31