第7回 教育と笑いの会

ごあいさつ

この「教育と笑いの会」も7回目。名古屋では4回目の開催となりました。
 この会は野口芳宏先生(教育と笑いの会名誉会長)の一言から始まりました。
 「玉置さん、最近の教育界は、何か怖気づいているようで、あまりにも元気がない。教育とリンクした面白い会をやろうじゃないか。笑うとパワーが出るよ。この困難な時代を生き抜くには、笑いのエネルギーが必要だよ」
 この言葉を野口先生曰く玉置が真に受けて、「教育と笑いの会」を立ち上げ、過去、名古屋で3回、北海道で1回、東京で2回開催してきました。
 さて、今回の名古屋では「上方講談」をお楽しみいただきます。講談と聞くと難しそうだと思う方が多いですが、旭堂南海師匠の講談をぜひお聞きください。講談はこんなにも面白く、リズムがあり、心地よいものなのかと思われることを保証します。また、講談と社会科授業のコラボもお楽しみいただきます。
 「教育と笑いの会」レギュラー落語家の桂雀太さん(平成28年度NHK新人落語大賞受賞)は、ますます忙しくなり、ようやく日程調整の上、高座に上がっていただきます。ご存じ、野口芳宏先生、志水廣先生、池田修先生の登壇、前回東京でデビューした教育コンサルタント大西貞憲さんと保護者の斎藤早苗さんの教育漫才(学校RR)もあります。今回も多彩なアプローチで、みなさんと「教育と笑い」 について考え、教育界を元気にしたいと思います。どうぞお越しください。

教育と笑いの会会長 玉置 崇

●期 日
平成29年12月2日(土)
●時 間
13時00分〜16時20分 (受付開始 12時30分)
●場 所
東建ホール・丸の内
名古屋市中区丸の内二丁目1 番33 号
※地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内」駅下車1番出口より徒歩1分
●参加費
3,000円
●定 員
200名  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
●主 催
教育と笑いの会 / 授業と学び研究所
●協 賛
EDUCOM
●申込み
お申し込みは終了しております。たくさんの皆様にお申込みいただきありがとうございました。(11月15日締切)

⇒ パンフレット(PDF)

  1. 申込受付後、2週間を目途にヤマト運輸のクロネコDM便にて「入場券」「払込票」を発送します。お申込から3週間を過ぎてもお手元に届かない場合は、事務局までご連絡ください。
  2. 入場券到着後、同封の払込票にて代金をお支払いください(8日以内のお支払いをお願いしております)。払込票は指定のコンビニエンスストア、ゆうちょ銀行または郵便局でお支払いいただけます。
  3. 払込票の受領証をもって、領収書に替えさせていただきます。別途領収書が必要な方は、当日受領証を受付にお持ちください。

※代金お支払い後のキャンセルは承っておりません。日程等十分ご確認の上お申し込みください。

●内容

第1部

教育漫談

野口芳宏(植草学園大学名誉教授)
野口芳宏

教育漫談

志水廣(愛知教育大学名誉教授)
清水廣

教育漫才

学校RR(あるある)/大西貞憲(教育コンサルタント)・ 斎藤早苗(保護者)
学校RR

お笑い切り返し講座

池田修(京都橘大学発達教育学部 児童教育学科教授)
池田修

第2部

落語と講談の楽しみ方

愛狂亭三楽(玉置崇・岐阜聖徳学園大学教育学部教授)
愛狂亭三楽

プロの落語を楽しむ

桂雀太(上方落語家・桂雀三郎門下)
桂雀太

プロの講談を楽しむ

旭堂南海(上方講談師)
旭堂南海

第3部

ワークショップ「講談の嘘を発見」

パネルディスカッション「笑いを教育に生かす」


■司会・進行: 玉置 崇
■パネリスト:野口芳宏、 大西貞憲、 志水 廣、 池田 修、 旭堂南海、 桂 雀太

お問合せ

授業と学び研究所事務局
メール:jimukyoku@ritl.jp


笑顔 落語のお勧め

■茂木健一郎「脳を活かす伝え方、聞き方」(PHP新書)p73

もし会話上手になりたいのであれば、寄席や落語会に行くことをお勧めします。最低、10回は通ってください。10回行くだけでも、話し方はずいぶんと上達するはずです。落語を録音したものなども市販されていますし、ユーチューブなどを使えばネット上でも観ることができますが、私としては是非、生の落語を聴いていただきたい。

■池上彰「伝える力」(PHP新書)p193

話し方を学ぶには、落語は最高の教材になります。演芸場に足を運ぶのもよいでしょうし、CDやテープを繰り返し聞くのもよいでしょう。
 一流の落語家は、とりわけ間のとり方が見事です。一瞬止めて、間合いをとったかと思うと、また立て板に水を流すごとく話を続けます。