ニュースリリース  
   

EDUCOM、ISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC27017:2015)を取得

2022年5月11日
株式会社EDUCOM

全国の小中学校に学校支援システムを提供する株式会社EDUCOM(本社:愛知県・東京都、代表取締役CEO:柳瀬 貴夫 、以下EDUCOM)は、2022年3月、ISMS認証(ISO/IEC 27001:2013)の継続審査受審とあわせて、新たにISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017:2015)を取得しました。(*1)

 (*1)ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)とは、企業における総合的な情報セキュリティを確保するために、必要なセキュリティレベルを決め、システムを運用することを指す。ISMS認証は、ISMSの要求事項を定めた規格「ISO/IEC 27001」を満たしている組織に与えられる認証。クラウドサービス認証は、ISMS認証を取得していることを前提として、クラウドサービスの情報セキュリティ規格「ISO/IEC 27017」を満たしている組織に与えられる認証。


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EDUCOMは、統合型校務支援システム(*2)「EDUCOMマネージャーC4th」を中心に、全国の約500自治体、約10,000校(2022年4月時点)の小中学校に学校支援システムを提供しています。

 情報セキュリティ対策のため、2008年4月より継続してISMS認証を取得し、その運用を通して安全な情報の取り扱い、セキュリティレベルの向上に継続して取り組んでまいりました。この度、拠点・組織拡大に伴うセキュリティレベルのさらなる向上を目指し、認証の継続審査とあわせて、主要拠点である愛知本社、東京本社、関西支社を対象に適用範囲を拡大しています。

 また、今回の継続審査では、ISMS認証とともに、ISMSクラウドセキュリティ認証も新たに取得しています。

 コロナ禍において、学校での1人1台端末の配備やクラウドサービスの活用が進む中で、文部科学省による「情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が改訂されるなど、学校での情報セキュリティへの意識も高まっています。

 EDUCOMは、お客様がより安心してクラウドサービスをご利用いただくために、第三者機関によるクラウドセキュリティの構築・運用の評価が必要であると考え、ISMSクラウドセキュリティ認証の取得に向けて取り組んでまいりました。全国約10,000校に学校支援システムを提供する企業として、さらなるセキュリティ強化で、お客様の安心と安全を守ります。

 EDUCOMは、今後も情報セキュリティマネジメントシステムの運用と継続的な改善に取り組みます。また、今回のISMSクラウドセキュリティ認証の取得を通過点と考え、より高い情報セキュリティの確立を目指し、信頼されるサービスの開発・提供に努めてまいります。

 (*2)統合型校務支援システムとは、教務系(成績処理、出欠確認、時数など)・保健系(健康診断票、保健室管理など)、指導要録などの学籍関係、学校事務系などの統合した機能を有するシステムのこと。