ニュースリリース  
   

統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」、「Google Workspace for Education」「Google Classroom」とのアカウント連携機能をリリース

学校現場における児童生徒・教職員のアカウント管理業務の負担軽減へ

2023年3月7日
株式会社EDUCOM

全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供する、ベネッセグループの株式会社EDUCOM(読み:エデュコム、本社:愛知県・東京都、代表取締役CEO兼COO:小林 泰平 、以下EDUCOM)が販売する統合型校務支援システム(*1)「EDUCOMマネージャーC4th(読み:エデュコムマネージャーシーフォース、以下C4th)」は「Google Workspace for Education(以下、Google Workspace)(*2)」「Google Classroom(*3)」との連携機能をリリースしました。 児童生徒・教職員のアカウント管理において、「Google Workspace」上では「C4th」に登録したアカウント情報をもとにした自動更新、「Classroom」上ではクラス情報の一括新規登録が行えるようになります。これにより学校現場のアカウント管理業務の負担を大きく軽減します。

C4th、Google連携機能

(*1)統合型校務支援システムとは、教務系(成績処理、出欠確認、時数など)・保健系(健康診断票、保健室管理など)、指導要録などの学籍関係、学校事務系などの統合した機能を有するシステムのこと。

(*2)サービスの詳細は「Google Workspace for Education」公式サイトをご覧ください。
URL:https://edu.google.com/intl/ALL_jp/workspace-for-education/editions/overview/


(*3)サービスの詳細は「Google Classroom」公式サイトをご覧ください。
URL:https://support.google.com/edu/classroom/answer/6020279?hl=ja%EF%BC%89


 2019年度より文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の下、現在では児童生徒1人につき1台の端末が整備され、全国の自治体の96.1%にあたる1742自治体でICTを活用した授業が行われるようになりました。(※2021年7月末時点、文部科学省調べ)その際、多くの学校では Google やMicrosoft などの各種クラウドサービスを利用して授業を実施し、教育現場のICT化を推進しています。一方で、様々なサービスを利用することでアカウント管理業務が教職員の運用負担増加の一因となっています。

 EDUCOMではこの課題を解決するため、自社の統合型校務支援システム「C4th」に必要な情報を登録すると「Google Workspace」上では「C4th」に登録したアカウント情報をもとにした自動更新、「Classroom」上ではクラス情報の一括新規登録が行える連携機能をリリースしました。これにより、「Google Workspace」の導入時や年度更新時のアカウント管理業務などにおいてより効率的な運用につながります。

※既に「Google Workspace」を導入済の自治体様に関してはEDUCOMにお問合せください。
※「C4th」と「Google Workspace」および「Google Classroom」との連携には別途連携用サーバの設置が必要です。


◆今後について
 「Google Workspace」「Classroom」とのアカウント連携の実現に続き、今後「C4th」は、Microsoft社のサービスとのOneRoster(*4)出力機能を利用したアカウント連携の実現を予定しております。
 今後もEDUCOMは、学習eポータルやデジタル教科書などを含む学習系システムとの連携を積極的に進め、校務の効率化や教育の質の向上に寄与できる次世代学校支援システムの開発・提供に努めてまいります。

(*4)「Roster」は名簿を指す。主に初等中等教育において、クラス名簿や、成績、教材の相互運用を可能にするための技術標準。 SIS (School Information System 校務・教務システム)と LMS (学習管理システム)とのデータ交換に用いられる。

◆「EDUCOMマネージャーC4th」について
「EDUCOMマネージャーC4th」は、EDUCOMがクラウドあるいはオンプレミスで提供する、全国の小中学校向けに先生の校務の効率化を支援する統合型校務支援システムです。
URL:https://sweb.educom.co.jp/swas/index.php?frame=C4th

◆株式会社EDUCOM(エデュコム)について
1989年4月に教育用コンピュータ事業を開始、1990年に有限会社として設立。多忙な先生の業務の効率化を実現する「統合型校務支援システム」をはじめ、保護者向け情報発信ツールや子どもの「心と学びの記録・振り返り支援システム」などの学校支援システムは全国約500自治体、約10,000の小中学校で利用されている。
2019年1月にベネッセグループのClassi株式会社と戦略的パートナーシップを締結。今後はGIGAスクール構想で児童生徒1人1台端末が普及したことを受け、統合型校務支援システムと連携した児童生徒ならびに保護者向けのサービスを拡充し、学校全体の活動を支援するサービスの提供を目指す。

◆会社概要
名称 :株式会社EDUCOM(読み:エデュコム)
代表取締役 :小林泰平
本社所在地 :〒486‐0918 愛知県春日井市如意申町7-7-5
      〒163-0415 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング14階
事業内容:学校支援システムの開発・販売・サポート(導入・運用・保守)
URL:https://www.educom.co.jp/

◆本件に関するお問い合わせ先
株式会社EDUCOM 広報担当
MAIL:pr@educom.co.jp