学校のことを知る
東京に異動してきたばかりの頃と今。全然違うと感じるのは、会社の知名度です。
EDUCOMに入社してから3年は、愛知本社で営業とサポートの経験を積みました。その後、東京本社に異動し、東日本エリアの営業を担当するようになりました。しかし当時は、教育委員会や学校に行って「EDUCOMです」と言っても、「何それ?」と反応されることがほとんどでした。10年ほど前は、統合型校務支援システム自体、まだ認知されていない自治体もあるような時代でした。
それでも、いろいろな場所へ足を運んで営業していく中で、先生から「学校をよく知ってるね」と言ってもらえることが、励みになっていました。文部科学省で校務の情報化が推進されるようになったことも大きかったですが、徐々に話を聞いてもらえる自治体が増えていきました。
愛知では、一日中学校にいて、先生と一緒に給食を食べて、あいまに教育委員会に顔を出して、という毎日を過ごしました。その中で、学校がどういうことで大変なのかを知り、何とかしないといけないという気持ちが、今のモチベーションにつながっています。東京に異動するときには、お世話になった教育委員会の担当の方と、今までの苦労を思い出してお互いに泣いてしまうということもありました。学校や教育委員会のことを知って提案する。その経験の中で培われたことだと思います。
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