社員インタビュー#13  
   

プロフィール
2018年に新卒入社。大学では文教育学部で国際教育協力や国際支援を専攻。開発部に配属され、システムから出力される帳票や機能の仕様検討から検証までの工程を担当。2020年度はOJT担当として、新卒社員の育成にも取り組んでいる。

 
   

ステップを踏んで成長できる


最初に開発部と聞いたときは、プログラムの知識が必要なのかと思いましたが、プログラムを組む前の仕様検討やプログラムが組まれた後の検証がおもな仕事なので、経験がなくても入社後に勉強すれば大丈夫です。私も文系で、パソコンもそんなに得意な方ではなかったのですが、ステップを踏んで成長できるカリキュラムが整備されていて、先輩たちも優しくサポートしてくれるので、心配ありませんでした。

新卒で入社するとまずは、各地域で使われる「帳票」を担当することになります。出席簿のような学校で使われる様式のことです。システム的にも運用的にも仕様に問題ないかを確認し、その後きちんと動作するかを検証していきます。慣れてきたら、少し複雑な仕様の「帳票」や「機能」を担当することになります。新人には確認担当の先輩がつき、評価やコメントをしてくれます。自分自身での主観的な振り返りはもちろん、客観的な振り返りをしてもらえることで、より理解が深まります。

開発部の仕事は、知らないことを知ることができる機会がたくさんあり、毎回発見があります。奥が深いため、追求できるということも、魅力だと思います。


 
   

目指しているのは「学校の元気」

 
 


社員インタビュー#13
 

EDUCOMの社員は、部署に関係なく、学校の方を向いています。先生と話す機会の少ない開発部であっても、実際に向かっているのはパソコンですが、最終的に目指しているのは「学校の元気」です。

しかし、同じ方向を向いているはずですが、時にはお互いの想いが伝わらず、「どうして要望通りの仕様にしてもらえないのか」と部署間の意見が食い違ってしまうこともあります。開発部がどういう想いでひとつひとつの機能の仕様を考え、システムをつくっているのかを発信することの大切さを感じています。

また、学校現場の声を聞く機会が少ないからこそ、知ろうとするように心掛けています。ニュースなどで教育業界の動向や、CS部から発信される学校での活用状況や事例などを確認するようにしています。活用事例を見ていて、想定と違う使い方をしているんだななど、あらたな発見もあります。

最近は、システムを開発する開発部とシステムの提案や活用促進を行う営業・CS部とで、機能について話し合う会も開催されています。そうした場が増えることで、他の部署の想いもわかり、開発部の状況や想いも伝えていけると考えています。


 
   

先生の仕事に直結する


校務支援システムの新しい機能である「授業の記録」の開発時に、検証を担当しました。時間割のような機能で、黒板のメモを撮影した写真を添付できたり、授業で使う資料をまとめられたり、授業に出ていた子どもの情報を一目で見ることもできます。

最初に検証をしたとき、すごくわくわくしたことを覚えています。今の教育現場にはないもので、この機能を先生がどう活用するかで、授業の仕方が変わり、先生の動きも変わるかもしれない。これが学校を変えるかもしれないと思いました。私たちの仕事は、先生の仕事に直結するんだと感じた瞬間でした。

こうした機能の開発の初期段階に、少しだけでも携われたことはすごいことで、メインで担当する先輩たちはかっこいいなと思います。自分もそういうふうになりたいです。

新しい機能の開発をするためにも、他の部分で工数を削減することが求められるようになってきています。ただし、品質を下げるのではなく、依頼フローの整備だったり、仕様の標準化だったり、効率よく開発を進めるための工数削減です。部内だけでなく、依頼をするCS部の工数削減にもつなげられるよう、取り組んでいます。わくわくするような機能の開発に、もっとみんなの時間を割ければいいなと思っています。

 
   

※掲載している情報は、2020年12月現在のものです。