Message     採用メッセージ

 
   


子どもたちがほとんどの時間を過ごし、学び、育つ環境である学校。それをより良くするためにあるのが、EDUCOMが提供するプロダクトやサービスです。EDUCOMが製品を通して実現を目指す「スクールネット構想」は、先生、保護者、地域といった、学校に関わるすべての人で子どもを見守り育てる環境をつくっていきたいという考えです。子どもが今、そして未来にワクワクし、それを見守る大人も、子どもたちの創り出す未来にワクワクする。そんな社会を目指すからこそ、EDUCOM社員にもワクワクしながら働いてほしいです。

EDUCOMが掲げる「子どもの未来にワクワクをとどける」というミッションと「次世代学校支援システムを通して、これからの『元気な学校』の可能性を拓く」というビジョンは、先生と同じ目線で物事を考えられるEDUCOMの社員であってほしいという想いを込めてつくりあげました。自分たちのやるべきことは何か、今一度全社員で視座を合わせ、ミッションとビジョンの実現に向けて突き進んでいる真っ最中です。


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目まぐるしく変わる時代のニーズに合わせ学校現場も変化が求められる中、それを支援する私たち自身も変化し適応していかなければなりません。EDUCOMで働く社員には自社プロダクトの素晴らしさを感じながら、やりがいを持って仕事に取り組んでほしいです。大切な社員たちがワクワクしながら成長できる会社基盤構築のため、この数年でエンゲージメントサーベイの導入、ミッション・ビジョン・バリューの刷新、働く環境の見直し、業務のDX化、人事制度の改革などを実施してきました。

近年、GIGAスクール構想やセキュリティポリシーガイドラインの改訂など教育のDX化推進が求められ、学校現場は日々、正解のない課題に直面しています。そんな中、私たちEDUCOMも学校現場が本当に必要とするものを見極め新しいものを生み出すフェーズに突入しました。先生たちが抱える課題に寄り添える、最も近い存在のEDUCOMだからこそ、先生、保護者、子ども、地域、それぞれに必要とされるツール、機能を探求し、新しい価値を提供し続けることで学校現場のカスタマーサクセスを実現できると考えています。EDUCOMは、今まさに大きく変わろうとしているこれからの「元気な学校」を実現するパートナーとして、時には道しるべとなり、共に歩んでいきます。

 
   


 
 

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はじまりは、「コンピュータを使った面白い授業をする先生がいるから見に行こう」という誘いでした。その先生の授業はものすごく衝撃的で、面白くて、私もこんな授業を受けたかったと思いました。それが、本気で教育ビジネスをはじめるきっかけでした。

当時(平成元年頃)は、学校へのコンピュータの導入が始まったばかりで、コンピュータを使った授業とはどんなものだろうと、学校を訪ねました。先生方と話をする中で、システムをもっと活用して、生かせる情報がたくさんある職員室が実はまだアナログで、もったいない状況であることを知りました。情報の共有だけでも、何かできることがあるんじゃないかと、まずは職員室の中をネットワーク化して、掲示板システムをつくることからはじめました。最初から通知表を作成するシステムをつくったわけではありません。先生方の情報共有ツールを極めていったら、今の校務支援システムとなったのです。

 
   

もともとEDUCOMは、学校に導入されたICTシステムの活用サポートをしていました。先生方のすぐそばにいたから、職員室でのコンピュータの活用が遅れていることがわかり、校務支援システムをつくることができました。設立してから今まで、学校をたのしくて子どもたちが行きたいと思える場所にしたい、学校に関わる人みんなを元気にしたい、そのために学校を「支えたい」という想いはずっと変わりません。

しかし、校務支援システムも進化して、同じ想いを持った優秀な仲間も増えて、やれることがどんどん増えてきました。2019年にはClassiとの戦略的パートナーシップの締結もあり、EDUCOMもまた成長しています。校務支援システムのNo.1から教育支援システムのNo.1企業を目指して、今も走り続けています。もちろん「支える」という想いは変わりませんが、「私たちが学校を『変える』んだ」という強い想いを持たなければ、新しい提案はできません。EDUCOMには学校が変わっていくようすをすぐそばで見ることができる環境があります。校務支援システムだって、最初はほとんどの先生からやめたほうがいいと反対されました。1校からはじまったシステムが、今や10,000校に広がろうとしている、これはすごいことなんです。自分たちの提案で学校が変わっていく、そんな経験をみなさんにもしてほしい。教育ビジネスをたのしんでほしいのです。

 
     
 


取締役CSO 


人類の歴史を振り返ると、技術の発展が社会の変化の一番のドライバーとなっています。技術の発展によって、コミュニケーションや生産活動、社会の形態などが、大きく変わっていきました。特にこの50年間くらいは、ITの普及により驚くほどの変化がありました。さらに今、コロナによって、われわれの働き方も大きく変わっています。

そうした目に見える変化がある一方で、目に見えないもっと大きな変化が起きていると思っています。技術の発展で企業や個人の力が大きくなっているということです。これからは、10年前、20年前よりはるかに企業の社会的責任が大きくなります。企業が社会をよくするためのさまざまな提案をしなくてはいけない時代になっているということです。極端に言えば、よい社会がつくれるかは、企業とそこで働く人たちの志によって決まるのです。今の日本の教育は、新学習指導要領やGIGAスクール構想など、みんな具体的に何をどうしたらよいかわからず、誰も答えを持たない状況です。こうした状況に対して、教育に関わる企業は、今後の進むべき道を探るための支援や活動を、積極的にしていかなくてはいけません。

新学習指導要領に示されている観点のひとつに、「学びに向かう力」があります。AIの進化は著しいですが、今のところ、機械に生きる意思を持たせることはできません。何をやりたいのかは人が考えるしかないから、「学びに向かう力」が必要とされます。ただ、それをどうやって教育し、評価するのかに関しては、誰も答えを持っていません。そこでEDUCOMが提案したいのは、心と学びの記録・振り返り支援システム「スクールライフノート」です。たくさんの知識を得たり、考えられるようになったりすることはとても大事なことですが、それと同時に、自分が何を獲得して、何ができるようになったのかを振り返ることが、学習において大切であることを示したいと考えています。「自分を見つめて自分を知る」ことが、生きる力の根源だと思います。

誰も答えを持たない時代において、その答えを探すために、どこまでゼロベースで考えられるか。これからのEDUCOMは「社会起業家」、世の中のためになる事業を起こす集団になるべきだという思いがあります。EDUCOMを通じて何をやっていくのか、社員ひとりひとりが意識すれば、EDUCOMはもっと強くてもっとよい会社になっていくと思います。

 
   


※掲載している情報は、取材当時のものです。