全国約500自治体・約10,000の小中学校で使い続けられている、EDUCOMの統合型校務支援システム「C4th」。 |
プロフィール |
自治体・学校ネットワークの設計・構築・保守業務に従事しながら、校務支援システム初期開発時はSEとして開発に参画。
関西支社の立ち上げや政令指定都市への校務支援システムの導入を経験し、拡大期にはサポート部門の責任者として全国展開を牽引。
現在は、企画部門の立ち上げを経て、製品戦略本部の本部長として組織力強化を推進中。
「C4th US」開発プロジェクトではPMを担当。
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日々学校を訪問しながら、校務支援システムの初期開発に携わる。2006年からは、現在の校務支援システム開発の責任者として従事。また、教職員が利用する校務支援システムのみならず、児童生徒が利用する製品や教育委員会で利用される製品等、システム開発部部長として教育現場の支援を行うあらゆる製品開発に従事。
「C4th US」開発プロジェクトではPMを担当。
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ベンチャー企業にて多種多様なシステム開発を担当。
2006年に問題解決型のソリューション会社を設立し、事業会社のシステム展開を支援。
2021年にEDUCOMと出会い、翌年にジョイン。
これまでの知見を活かし、製品戦略本部として課題解決を推進中。 |
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―「C4th US」で日本の教育はどう変わるか |
伊藤:これから先、教育のあり方や先生の子どもへの向き合い方、子どもの学びへの向き合い方は、どんどん変化していきます。EDUCOMは、そういった変化に対応しなければならない先生や子どもを支えたり、お手伝いしたり、寄り添える存在を目指しています。「C4th US」のコンセプトにも、「教育の明日を共創していく」という言葉があり、未来を共に創るという想いが込められています。よく「個別最適な学び」という言葉が使われますが、「C4th US」に集まってくる情報が、先生や子ども、保護者にいろいろな気づきを与えるきっかけになればいいなと考えています。たとえば、システムから得た情報をもとに、先生が子ども一人ひとりに声掛けをしたり、子どもが学ぶ楽しさを知ったり、「C4th US」で、そうしたいろいろな人が考えるきっかけや気づきの種になるような情報提供を行い、日本の教育を変えていけたらいいですね。 |
伊藤:そうですね。当たり前になることが、変わるということなのだとすると、たとえば、先生が保護者にいろいろな情報をあれもこれもお渡しすることは、今は当たり前ではないかもしれませんが、「C4th US」で保護者に学校の日常のようすや子どものようすが当たり前に届けられるようになれば、先生と保護者のコミュニケーションも変わっていきます。もしかしたら、それも教育が変わるということなのかもしれないですね。当たり前じゃない状態が当たり前になったときに、先生の子どもや保護者への向き合い方や子どもの学びへの向き合い方も変わっていくのかもしれません。「C4th US」が当たり前になることで、先生・子ども・保護者が教育の未来をつくっていくお手伝いができればいいなと考えます。
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―「C4th US」の開発に関わる人たち
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―EDUCOMの開発の特長
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大野:
EDUCOMの開発には、問題を解決するためのソリューションを提案していく「ソリューションセリング」という考え方が強くあります。ニーズにただ応えるのではなく、こういう課題があるから、こうしなければいけないのではないかと提案ができるのは、これまで蓄積してきたノウハウがあるEDUCOMだからこそだと思います。会社全体の従業員のバランスを見ても、カスタマーサポートのメンバーがものすごく多いというのも、大きな強みです。 |
伊藤:教育委員会や学校が抱えている課題や解決したいことは、自治体ごとに違いますよね。EDUCOMには、それらの課題や解決したいことに、ひとつずつ向き合って、解決に向けて取り組むということを繰り返してつくりあげてきた土台があって、全国の小中学校10,000校へのシステム導入を実現しています。その土台をもとに、「C4th US」をつくっていくということが、まさに問題解決型のソリューションになっていて、それが特長的じゃないかと思います。そして、今度はその10,000校のユーザーに対して、それぞれの自治体にあわせた提案をしたり、ひとつのシステムとして提供するならどういう仕様にしていくのかを考えたりする。それが、「C4th US」の開発の面白さであり、醍醐味ですね。
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―「C4th US」にかける想い
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